私の経験上、小さな会社のお客様の給与計算の作業は、以下のような流れで行われることが多いと思います。

１、前月の給与の資料を準備する

２、今月の給与明細に、名前などの基本情報を前月から転記する

３、基本給や資格手当、通勤手当などの固定給の金額を、前月から転記する

４、残業手当などの変動給を計算して、固定給に追加する

５、社会保険料や住民税といった固定の控除額を、前月から転記する

６、雇用保険料の金額を、支給額の合計から計算する

７、源泉所得税の金額を計算する

これらの作業のうち、４の「残業手当などの変動給の計算」以外は人間の計算・判断が不要で、パソコンが自動で処理できる定型業務になってきます。したがってこの定型業務は、パソコンに処理を任せてしまうと、作業が非常に効率的になります。

パソコンで給与計算を行う場合は、市販の給与計算ソフトを導入するのが一般的です。

しかしこの市販の給与計算ソフトは色々と機能が盛りだくさんであるため、購入代金やサポート代金が高額になってしまうので、小さな会社では費用対効果の面から給与計算ソフトの導入に二の足を踏まれる場合も多いかと思います。

そこで当事務所では、小さな会社の給与計算に特化したエクセルソフトを作成し、お客様に提供しています。

こちらのエクセルソフトは、小さな会社に必要な最低限の機能だけを備え、かつ作業も直観的で分かりやすくするため、徹底的にシンプルなものになっています。

作業は以下の４ステップで、ほとんどエクセルが自動的に行います。

１、前月の給与の数字を、ボタン一つで今月の台帳に転記します

２、残業代などの変動給を上書き入力します

３、社会保険料や住民税控除額の改訂があった場合には、上書き入力します

４、雇用保険料を、ボタン一つで自動計算します

５、源泉所得税を、ボタン一つで自動計算します

自分で計算するものは「２の変動給」のみになります。源泉所得税、雇用保険は自動計算されますので、計算ミスがなくなります。

また下記のような給与明細も自動作成します。修正があっても台帳を訂正するだけで修正できますので、きれいな給与明細をかんたんに作成することができます。

また賃金台帳なども、自動作成し、印刷することができます。

当事務所が作成したソフトのため、保守料や購入費用は一切不要です。

現在手書きで給与計算をされている方には、ぜひ導入をお勧めします。お気軽にご相談ください。

★パート・アルバイトなど変動給与の従業員が多い場合には、こちらのソフトよりも市販の給与ソフトの導入をお勧めします。
　市販の給与ソフトの導入につきましても、お気軽にご相談ください。