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トップ>>法人向けサービス>>節税対策>>仮払金はすべて精算して翌期に繰り越さない!
仮払金はすべて精算して翌期に繰り越さない!
★ポイント

  ・仮払金は決算日までに精算してもらう

  ・決算日までに精算できていない場合、精算し経費に計上し、差額は役員・従業員への前払金または未払金とする

  ・精算手続きが面倒な場合は、法人名義のクレジットカードを作り、それを使ってもらうのも一法


●仮払金は、きちんと精算し経費に振替え、翌期に繰り越さないように計上しよう

この方法は節税対策というより、会社として期末までにに処理しておくべき当然の方法です。

役員や従業員が長期の出張に出かける場合や、現場で担当者が材料を購入して作業を行う場合、得意先を接待する場合など、まとまった金額を前もって仮払し、あとで精算することがあります。

この仮払したお金ですが、実際に精算するまで経費にできませんので、期末に精算が終わっていない場合には当然当期の経費になりません。節税のために経費の額を増やすには、きちんと精算し翌期に繰り越さないようにすることが大事になってきます。


●決算日後に精算する場合には、決算日まで使ったものは経費とし、残りは前払金・未払金とする

とはいっても、出張が決算日をまたぐ場合など、どうしても決算日までに精算ができない場合もあります。そういう場合、実際の精算が決算後になっても、決算日までに使っている費用は経費に計上し、残った仮払金がある場合には前払金、仮払金だけでは足りない場合には未払金を、役員・従業員に対して計上するようにしましょう。

精算が翌期だからと言って、今期に使っている経費も翌期の経費にする必要はありません。


●精算手続きが面倒な場合は、法人のクレジットカードを使ってもらうのも一つの方法です

精算の手続きが面倒にならないように、仮払金の精算は出張からの帰社など、仮払の目的が終るたびに精算することをお勧めします。

この手続きが面倒な場合は、法人のクレジットカードを作成し役員や従業員に渡しておき、立替費用はそのカードを使って支払ってもらうという方法があります。
この方法ですと、お金を前もって前払いする必要もなく、明細は会社に届き、利用日・金額は明細に記録され、利用代金は法人の口座から引き落とされるので、精算する手間も省け計上もれもなくなるので、手間を省く便利な方法の一つです。


当事務所は適切な月次決算に基づき、毎月または隔月で利益予測・納税予測を行い、余裕をもってお客様の現状に応じた節税策を提案させていただきます。


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